日本の指圧について

指圧の歴史は比較的新しく昭和の初め頃には成立していたと言われています。
調べてみるとなかなか興味深く思いました。

江戸時代まで続いていた按摩と明治時代に伝わってきたカイロプラクティック、オステオパシィ、その他の療法が合わさって整理されたものといわれています。
日本の按摩術は、後に按腹と呼ばれる手技が考案され日本独特の腹診術に発展したといわれています。
この技術がドイツに渡ったともいわれています。

江戸の末期に按腹図解という本があります。
国会図書館のデジタルアーカイブで読みましたがとても興味深い本です。
これが指圧の1つの原型になったのではないかといわれています。

黒瀬の指圧は、浪越指圧ではありません。
按摩から発展した指圧法です。
赤坂の田中勝先生に師事し継承しています。