つばが飲み込みにくい感じがする、という方がおられます。
私も寝るときに、「あれっ つばが飲み込みづらい」という体験がありました。
風邪を引いているわけでもなく、喉が腫れているわけでもなく、つばが飲み込みにくい感じがする時があります。
この症状が多いのは、首こりがある方です。
よくある喉のつまり感です。
これは、首の筋肉のこりが原因です。
首のコリで圧迫された感じが出てきます。
多いのは胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉の緊張です。
胸鎖乳突筋と一緒に働く斜角筋が硬くなってくると、のどに圧迫感が出てきて、つばが飲み込みにくいような感じになるわけです。
胸鎖乳突筋、斜角筋の硬くなる理由
胸鎖乳突筋と斜角筋が硬くなる理由がストレスです。
ストレスに影響される筋肉といわれています。
最近は、パソコン出の作業が多くなり長時間での同じ姿勢出の作業がカラダに負担をかけます。
特にデイスクワークでのパソコン作業では、首を前に突き出すような姿勢です。
首を前に突き出すような姿勢の時に、噛みしめてしまい顎関節に力がってしまいます。
この時に胸鎖乳突筋、斜角筋の凝りが強くなっていきます。
顎にかかるストレスは、喉に影響を与えます。
歯を噛みしめるクセがある場合も大いに関係してきます。
・ハッと気がついたら仕事中に噛み締めていた。
・朝起きたときに、顎に痛みやだるさがある。
・カチカチ歯を鳴らす癖がある。
・噛みしめる管楽器を演奏している。
・むかしスポーツ選手だった。(瞬発力を使うスポーツをしていたなど)
噛みしめのクセがある場合、よく硬くなる筋肉
・こめかみ(側頭筋)
・顎関節周辺。
・首の付根
つばを飲み込んだときに飲みにくい場合は、首に強いコリを持っている場合がほとんどです。
肩こり・首こりを解消する顎関節の指圧での調整
カラダは相関的につながっています。
胸鎖乳突筋が硬くなっていると、足の大腿直筋から足首の方にまで影響が出てきます。
首が前に引っ張られ悪循環となっている筋肉群をゆるめていきます。
この筋肉群は経絡と呼ばれています。