パソコン作業でよくある脇の下のコリと首のこり

首こりで出てくる症状の一つに脇の下のコリというのがあります。
首こりに多い症状の一つです。
脇の下もコリも盛り上がるように凝る方がいます。

この場合、脇がこると肩の関節がスムーズに動かなくなり、腕が上がりにくくなります。
脇のコリに関しては自覚しない方も多いのですが自覚症状がある場合はより強く凝りがあることが多いです。

首こりの招待が長く続くと肩まわりが緊張してくるようです。
脇こりとは?なぜ首がこると、脇の下もこるのか?
脇の下に関係ある筋肉は、上腕骨と肩甲骨につながっています。

・肩甲下筋
・大円筋
・小円筋
・広背筋
・上腕三頭筋

特に上腕三頭筋と広背筋の緊張が強くなると腕を上げた時にロックが掛かった状態になります。

「こり」とは筋肉が硬くなっている状態のこと。
バンザイをさせて指圧をしますが首に強いコリのある方は例外なく脇の下にコリを持っています。

肩甲骨は独特の形をした仮関節です。
肩甲胸郭関節と呼ばれています。
肩甲骨裏側にベタッと肩甲下筋が張り付いています。

いわゆる「手羽先はがし」とよばれるストレッチがありますが、固くなると指が入らなくなるほど凝ることがあります。

ここをゆるめることで肩甲骨の動きが快適になり肩コリ感も楽になる方が多いです。

少し専門的な話になりますがお話をしていきます。
私達が診るのは、関連した筋肉のネットーワーク。
どこでどのようにロックされているのか診ます。

ロックの原因は「コリ」です。
筋肉の名前を上げましたがパーツだけ診ていても参考になりますがあまり役に立ちません。

どのパーツとどのパーツに凝りがあり経絡と呼ばれる筋肉のネットワークに影響しているのか観察します。

生きている環境が違いますので、皆さん同じパターンとは限りません。
その時に参考になるのがいわゆる問診というやつです。皆さんのお話です。
どういう環境でいつどのように気になっていたのか?
関係ないだろうというお話でも、ものすごいヒントになったりします。

その次は、検査です。
この参考例は手が上がらないという症例です。
チェックすると脇の下に強いコリがあったとします。

脇の下ですが、脚のツボを使って変化するか手のツボのほうが変化するのか。
脇の下をガツンと指圧で伸ばして改善することは多いのですが改善しない場合、経絡的にチェックをします。

ここが理学療法的にチェックする人と東洋医学的にチェックする人との違いになります。

私の観察では、脇こりは、首こりが時間とともに脇に影響した正体だとみています。
慢性的な肩こりの方でも脇の下にこりかない場合は、首こりと私はみています。

なぜ脇の下がこる?

長時間、脇の下をしめる癖があるのでしょうか?
正確なことは分かりません。
ただ首こりが強い人は、いい確率で脇の下にコリを抱えています。

このコリをゆるめていくと首にひびく(ゆるむ)という方がいます。
首に影響しているのは間違いないのではないかと考えています。

頑固な脇の下のコリは黒瀬の指圧でのケアがオススメ

脇こりは頑固なコリ。セルフケアでは、なかなかコリが解消しません。
解消はどうぞ当院の施術をご利用ください。

施術

顎関節から首に指圧または鍼でアプローチ。
肩甲骨の固まった動きをゆるめて改善させます。。
広背筋は、第7胸椎から腰の付け根まで付いている筋肉です。
腰の調整で回らなかった首が回ったり痛くて挙がらなかった腕が上がったりします。

四十、五十肩といわれている方。
脇に対する施術は有効です。
脇のコリ解消で、肩の痛みが軽減する場合があります。
炎症性でなければ脇の下のコリということも何度も経験します。

慢性的な肩こりでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください!