目の奥が痛くなるタイプの頭痛があります。酷い人では、「目を出して洗いたい!」という人もいます。

この目の奥の痛みは、「目」そのものというより「首」のコリが原因と思われるのが多くあります。これは、トリガーポイントと呼ばれる関連痛で痛みが出てくるからなのです。首のどこに問題があるかというと・・・首と肩の交差する付け根にある場所、またにコリが強くなると目の奥の方に痛みが放散するのです。

板状筋群、後頭下筋群や胸鎖乳突筋は、さまざまな痛みを引き起こしてきます。

その中の一つ、後頭下筋群にトリガーポイントが発生すると、目の奥に痛みを感じるようになります。ツボで天柱、風池と呼ばれている場所です。指圧でこのコリを圧すといい確率で目の奥に鈍痛が発生(関連痛)します。

しかし目の奥の痛みの原因すべてが首にあるトリガーポイントとは、限りません。複合で症状が出ているからかもしれないからです。他のポイントも関係してきます。

後頚部と目の関係

目と関係のあるツボが沢山あるのは、首の他に顔や頭部にもツボがあります。また目の奥の痛みは、眼の使いすぎのときも多いのですが、そのほかにも首を緊張させてコリを作る場合も目に鈍痛のように症状が出てきます。

黒瀬鍼灸指圧では天柱や風池、顔のツボ、頭のツボを使いながら症状を解消していきます。