首が凝ると喉のつまり感が出てくることがあります。
唾液が飲み込みが悪い状態や喉に異物があるような症状があると感じる方が多くなっています。
喉のつまり感ってなんでしょう?
多い相談の一つが首のこりです。それといっしょにある症状の一つが喉のつまり感です。指圧の後にその症状が軽くなることを臨床でよく経験しました。
首の筋肉のコリが原因の一つではないかと考えました。すべて解消というわけにはいかないのですが試して損のない方法が首コリ解消の指圧と鍼灸です。
首こり解消で喉の違和感が改善することがあります。
病院を幾つか渡り歩いている方もいました。(すべてが上手く行ったわけではありません)
首こり解消はそう単純ではありません。日常の無意識のクセが潜んでいるからです。
なんのクセでしょう?
多いのは歯ぎしり、食いしばりです。
歯ぎしりは、寝ている最中に行う行為なので治すというわけにはいきません。
もう一つは強いストレスと言われていますがその時にぐっと噛みしめて起こる首へのストレスと強いストレスによる自律神経からの症状があると思います。
喉のつまりは昔からある症状
これは昔からある梅核気という症状です。
喉のつまり感・圧迫感呑み込もうとしても飲み込みにい痰があるように感じるが実際はありません。
女性に多い症状ですが、男性の方の相談がも多くなりました。
こんな方に多い喉のつまり感
首凝り・緊張で日常で歯を強く噛む歯ぎしりが強い過労・ストレス
他にタイプとしては、サービス業などでバリバリやっている方潔癖症、完全主義、細かい人、心配性の人などもこの症状が現れやすいです。女性は更年期にもよくみられます。
ストレス、緊張を強いいる環境でもない、歯ぎしりなどがない場合はまず耳鼻咽喉科等で、咽頭・喉頭の悪性腫瘍や良性腫瘍喉頭蓋の形態異異常、甲状腺の異常などの疾患がないかどうかを診察してもらいましょう。
梅核気以外の疾患と鑑別しなければなりません。
喉のつまり感の原因
どこに原因があるでしょう。3つ考えられます。
- 首こりが原因になっている場合
- 自律神経が原因となっている場合
- 喉に何らかのトラブルがある場合。
ただの首こりが原因の場合は、鍼灸や指圧でコリが解消すればで数回で解消します。
ただの首こりは、デスクワークで目の酷使、同じ長時間の姿勢が原因など。
この首こりの原因となる環境が改善しないと一定周期で首こりが出てきます。
この首こりの場合は、指圧や鍼灸の他に休み時間中に首のストレッチなどが効果的。
環境のストレスでの首コリ
意識を変えるか環境が変わらなければ、再発もしやすいです。
意識を変えるには自分を見つめなおすことの出来るヨガや太極拳、気功心理療法(カウンセリング NLP ゲシュタルト療法 他)、ボディワークなどがあります。坐禅、瞑想、内観法などいろいろな方法が昔から伝わっています。自分の環境に合わせてやるのもひとつの方法です。
自律神経の場合や更年期の場合は鍼灸でツボ刺激
自律神経の場合と前の首が凝った状態という複合の場合もあります。定期的な通院でカラダのリズムを取り戻します。
喉に何らかのトラブルの場合
まずは耳鼻咽喉科等での受診をオススメします。
下記のような当てはまるときはお役に立てないと思います。
・まったくストレスを抱えている覚えがない
・首のコリは全く感じたことがない。
・肩こりすら今まで感じたことがない。
・実際触っても首が緊張がない。
喉のつまり感を解消する施術内容
全身指圧と場合によっては鍼灸をオススメすることがあります。首のコリを解消するには頭から首、肩周りのコリをとらえて解消します。首に関係してつながる経絡という筋に指圧します。
特定のツボというより問題点です。
「こり」のあるツボは主に
・天柱
・風池
・完骨
・翳風
・頬車
・百労
・大椎
・雲門
ストレスは腰の筋肉も緊張させるので骨盤内の指圧で調整します。
どんな症状でもそうですがその人その人の歪み方が違いますのでその人のバランスを見ながらの調整になります。